2012年3月12日

jsFiddleだらけ-JavaScriptライブラリPot.js+PotLite.jsリリースノート



Pot.js 1.15 1.16PotLite.js 1.32 1.33 リリースしました。

2012-03-13 追記:
Pot.js 1.15 と PotLite.js 1.33 はバギーなためアップデートしました。詳細
2012-03-13 時点の最新は Pot.js 1.16PotLite.js 1.34 です。最新にアップデートお願いします。。


このバージョンでは、
  • 文字列処理の高速化
  • 重くなりそうな処理を非同期化
などを適応しました。

文字列処理の高速化

先日、ふと思って String.fromCharCode を呼ばずに
U+0000 - U+FFFF の配列をあらかじめ作成して インデックスに対応させたらどうなのかなって
ベンチマークとってみました。


結果として、String.fromCharCode(c) のような
apply で配列を使わない場合、かなり高速化できました。
メモリ消費も文字列などは気にするほどじゃなかった。
String.fromCharCode.apply(null, [...]); のような場合は逆に遅くなるので
従来通り String.fromCharCode を使用しています。

(この件はあほなミスをしてて@gochoさんにつっこまれて助かりました)

重くなりそうな処理を非同期化

重くなりそうな処理とは、巨大な文字列が渡される可能性のある関数や、
ループ回数が未知の処理などです。

途中で「応答のないスクリプト」警告なんぞ でてしまったらめんどうです。
そういった対処や負荷軽減も含めて 関数オブジェクトに deferred というメソッドを持たせました。

例えば Pot.md5(string); が同期実行に対して
Pot.md5.deferred(string); は、非同期で実行します。


圧縮・解凍

文字列を LZ77 アルゴリズムをベースに圧縮・解凍する
Pot.Archive.AlphamericString も同様に非同期化しています。

その他のサンプル

他にもいくつかテスト用にサンプルがあったので紹介します。



Pot.js / PotLite.js

Pot.js は CPU に負荷をかけることなく JavaScript の実行を可能とするユーティリティライブラリです。

PotLite.js は Pot.js の非同期な部分だけを抽出したライトバージョンです。

ダウンロード

マニュアル

その他の情報についてはマニュアル/マニュアルからのリンク から参照ください。

レポジトリ




その他、なにか問題・バグ・感想・指摘などあれば、
コメントやメールまたは @polygon_planet まで送っていただけるとうれしいです。


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